はじめに
本書では「サラリーマンが自由な人生を手に入れるための方法」を説明している。
会社生活に疲弊していた頃の自分に向けて書いた。ストレスフリーな生活を送りたい、お金のことを気にせず生活したい、という方はぜひ読んでほしい。
私は大学院卒業後、ITベンダーに入社した。営業職を4年勤めた後辞めた。なぜ退職したのかというと、週5日働くのがイヤになったり仕事に飽きたり人間関係がイヤになったからだ。「起業して会社を上場させたい」「世界中の人にインパクトを与える仕事がしたい」みたいな崇高な目的があったわけではない。会社で働くことに疲れたから辞めた。褒められた理由ではない。
今はアフィリエイトやコンテンツ販売をして生活をしている。仕組み化しているため作業をしなくても収入はあまり減らない。ニート生活を送ることも可能だ。それでもなぜ働いているのかというと年収1億円を達成したいからだ。年収1億円の世界を見てみたいと思っている。
会社時代の私はこんな悩みを持っていた。
「週5日働きたくない」
「満員電車に乗りたくない」
「給料が低い」
「〇〇(客の名前)に会いたくない」
「スーツ着たくない。ネクタイしたくない」
「お金を気にして生活したくない」
日曜は決まって14時頃から鬱になっていた。「もう帰りたい(家にいるのに)」「明日行きたくねー」とつぶやいていた。ため息もリアルに50回はしていたと思う。仕事に完全に飽きていた。寝る前にYouTubeを見ることだけが唯一の楽しみだった。月曜は死んだ魚のような目で出社していた。
今は自由な生活を送っている。
・ストレスが何もない
・好きな人とだけ関わる
・好きな服で作業できる
・スーパーでは値段を気にせず商品を買える
・毎日好きなだけ寝れる
サラリーマンの頃と比べてめちゃくちゃ幸せな日々だ。
「優秀だったから脱サラできたんじゃない?」と思うかもしれない。
私はどこにでもいる平凡な男だ。特別な才能があったわけではない。特別な過去があるわけでもない(幼少期に過酷ないじめを受けたとか)。
プロフィールには「東大院卒業、TOEIC960、大手ITベンダーで営業職」と書いている。しかし頭がいいわけではない。高校時代は赤点を取りすぎて母親と教師で三者面談をした。一浪もした。東大院は学歴ロンダリングで入った。入学難易度が一番低いコースだ。大手ITベンダーに入社できたのは学歴があったからだ。
私は平凡な家庭に生まれ育った。父親は生命保険会社で営業職。母親は宝くじのパート。妹は病院の受付。
サラリーマンのとき、副業でブログを書いていた。数百記事書いたがAmazonアソシエイトで月2,000円程度しか稼げなかった。
こんな自分でも今は脱サラして自由な生活を送っている。あなたにもできる。
自由な人生を送るためには「正しいノウハウとマインドを身につけること」「正しい方向性で作業を継続すること」だ。これだけ。多くの人は間違った方向性でがんばっている。資格を取ったり、時給を上げようとしたり。
私はサラリーマンの生き方を否定しない。人によってはサラリーマンとして過ごしたほうが幸せな人もいる。集団行動が好きだったり、誰とでもうまくコミュニケーションを取れる人とか。実際、自由な生活を手に入れたのに鬱になる人もいる。暇になったり孤独になるのが原因だ。
父親はサラリーマンを40年続けた。家計を支えてくれたことにとても感謝している。最近、定年退職して再雇用された。「もう働かなくていいのに会社員をまだ続けるのか。すごい」と思った。父親は会社の飲み会が好きだし、コミュニケーションもうまい。ザ営業という感じ。自分とは正反対。
私は社会不適合者だった。先輩からのランチの誘いを断り続けたし、会社の飲み会にも行かなかった。協調性がなかった。幼稚園の頃から今に至るまで協調性がない。
もしあなたが私のように会社で働くことに限界を感じていたり、1人で気ままに生きたいなら自由人を目指してほしい。人には向き不向きがある。自分に向いている場所でがんばったほうが幸せになれる。
本書があなたの人生を変えるきっかけになることを願う。
幸せな人生にするためには?
人生は1回きり。誰もが幸せな人生を送りたいと思っている。
幸せな人生とは何だろう。
幸せな人生の定義は人それぞれ異なる。
・会社でバリバリ働く。出世して社長を目指す。
・自分と家族が健康であること
・日々小さな幸せを感じられること
・お金持ちであること。好きなものを好きなだけ買えること
・仕事もプライベートも充実していること
・アイドルの追っかけをすること
・休日にテレビゲームを朝から晩までやりまくること
など。
貧乏でも幸せな人もいる。この前テレビで大家族の生活に密着した番組があった。12人の家族。お金がないなのに笑顔で楽しそうに暮らしていた。
ここで「自分にとって幸せな人生とは何だろう?」と考えてみてほしい。ゴール(幸せな人生)から逆算することで今やるべきことが見えてくる。
私の場合「幸福な人生=自由度の高い人生」だと考えている。
毎日好きなことだけできる。値段を気にせず好きなものを買える。好きな人とだけ関われる。こんな人生。
自由な人生を送れる人のことを「自由人」という。
自由人(じゆうじん)とは「他の支配や拘束を受けず、自分の意志で行動できる人」のこと。(精選版 日本国語大辞典)
5つの自由を手に入れる
自由人は次の5つの自由を持っている。
①経済的自由
②時間的自由
③精神的自由
④身体的自由
⑤場所的自由
順に説明する。
経済的自由
経済的自由とは「お金のことを気にせず生活できる状態」のことだ。欲しいと思ったものをいつでも買える。
具体的な金額でいうと「年間3,000万円の収入」だ。
年間3,000万円あったら好きな家に住める。好きな服を買える。キャバクラや高級車が好きとかでない限り、ほとんどの人にとって年間3,000万円もあれば十分のはず。
年間3,000万円というのはあくまで目安。年間300万円で十分な人もいれば、年間5,000万円ないと足りない人もいるだろう。
経済的自由を得るとこんな生活を送れるようになる。
・スーパーで値段を見ずに買える
・電車ではなくタクシーで移動できる
・家政婦を雇える。家事をしなくてよくなる
・病気になったとき最先端の医療を受けられる
・会社を辞めることができる
・タワマンに住める
・海外旅行に好きなだけ行ける
・三つ星レストランのディナーをいつでも食べれる
大切な人のためにお金を使うこともできる。
・親孝行できる。高級旅館に連れていったり。
・子供にハイレベルな教育ができる
・妻にプレゼントを買える
自由に使えるお金が多いほど人生の選択肢は増える。
時間的自由
時間的自由とは「毎日好きなように過ごせる状態」のことだ。
1日の行動をすべて自分で決めることができる。
例えば、こんな感じの生活を送れる。
・朝起きたら「今日何しよっかな」と考える
・平日に温泉に行く。ネカフェに行く
・Googleカレンダーは空白だらけ
・同じように時間的自由を得ている友達と旅行に行ける
・好きな時間に起きれる
世の中、時間的自由がない人がほとんどだ。
サラリーマンは時間的自由がない。平日は少なくとも9時から17時まで会社に拘束される。残業が多い人だと平日夜は何もできない。帰宅したらご飯と風呂をすませて寝るだけ。土日ぐらいしか自由な時間がない。
経済的自由はあるけど時間的自由がない人もいる。
例えば、医者、弁護士、投資銀行、大企業の役員、総合商社の社員とか。彼らの年収は数千万円。欲しいものは一通り買える。実際、高級車を持っているし高級な家に住んでいる。しかし金はあるが時間がない。常に仕事に追われている。「リフレッシュしたいんでハワイに1ヶ月行ってきます!」なんてことは言えない。もしやったらクビになってしまう。
特に投資銀行(IBD)は激務だ。例を挙げる。朝8時に出社。企業の情報収集、ミーティング、営業、資料作成を翌朝の2時、3時まで行う。タクシーで帰宅しシャワーを浴びて少し寝る。そしてまた朝8時に出社。ほとんど寝れない。休日も上司から電話がかかってきて会社に呼び出される。このように忙しい日々を送っている。投資銀行は時間的自由が最もない職業と言える。
子供はどうか。平日は学校に行かないといけない。時間的自由がない。
ニートやホームレスは時間的自由があると言える。
身体的自由
身体的自由とは「健康であること」である。
お金があっても健康でないとやりたいことをやれない。
高齢者は身体的自由があるとは言いにくい。70歳、80歳になってくると体の自由がきかなくなる。
定年後に自由な人生を送るためにコツコツ投資する人がいる。昔の私がそうだった。月2万円を財形貯蓄にあてていた。
20歳の人が毎月3万円を積立投資したとする。年利5%と仮定すると70歳時点で8,006万円。しかし70歳だと体力的に海外旅行に行ったりするのが難しくなる。物欲も減る。私の祖母は旅行が趣味だったが70歳を超えてから旅行にほとんど行かなくなった。
歳をとってから経済的自由を手に入れてもあまり意味がない。
・ジムで筋トレする
・毎朝ウォーキングする
・ジャンクフード、お菓子、アイスを控える
・歯科検診を定期的に受ける。将来歯がなくならないように。
・十分な睡眠をとる
など健康管理が大切だ。
精神的自由
精神的自由とは「ストレスフリーな状態」だ。
不安、恐怖、緊張、責任、ストレスがない生活を送っている状態である。
サラリーマンは精神的自由がない。苦手な人とも関わらないといけない、上司から詰められる、パワハラされる、仕事の責任が重い、周りに合わせて行動しないといけないなど。
医者、弁護士、社長は経済的自由があるが精神的自由がない。
医者は人の命を預かる仕事だ。プレッシャーが大きい。患者から訴訟されるリスクもある。
社長は社員の生活が肩にかかっている。会社の株主、顧客に対する責任もある。また、経営者は孤独だ。悩みを抱えていても社員に相談できない。
ストレスフリーで生きている人は少ない。
場所的自由
場所的自由とは「どこでも生活できる状態」のことだ。同じ場所に居続けなくていい。
ノマドワーカーは場所的自由を得ている。ノマドワーカーとはオフィス・自宅などの決まった場所ではなく、カフェ・コワーキングスペース・図書館などを自由に移動しながら仕事をする人のことだ。Webエンジニア、ライター、ブロガーなどが当てはまる。
サラリーマンは場所的自由がない。会社に通える距離に住むしかない(在宅ワーカーは例外)。
場所的自由がある人は旅行先や家など好きな場所で仕事ができる。
経済的自由を最優先で達成すべし
5つの自由の中で最優先で達成すべきなのが「経済的自由」だ。
「経済的自由」を達成すると他の自由も達成しやすくなる。
・お金で時間を買える。家事代行サービスを利用したり時短家電を買える。(時間的自由)
・お金で健康を買える。パーソナルトレーナーを雇ったり、健康に良い食べ物を買ったり。(身体的自由)
・お金でストレスを減らせる。会社の近くに引っ越したり、ネット通販を利用できる。(精神的自由)
今の世の中、お金があればたいていの物・サービスを買える。
自由人になる方法
自由人になるためには経済的自由を達成することが必須だ。
具体的に何をすればいいのか?考えてみる。
労働所得と不労所得
まず、収入は2種類ある。
労働所得と不労所得だ。
・労働所得とは「働いて得る収入」のこと
・不労所得とは「働かなくても得られる収入」のこと
一覧にした。
【労働所得を得ている人】
・会社員
・公務員
・フリーランス
・大企業の役員
・医者
・弁護士
・会計士
・スポーツ選手
・コンサルタント
【不労所得】
・配当収入(株、債券、投資信託、貯金)
・印税収入(作家、画家、アーティスト、特許を持つ人)
・家賃収入(マンションや土地などの不動産)
・駐車場経営
・コインロッカー設置の収益
・コンテンツ販売
多くの人は労働所得を増やそうとする。今の会社で出世を目指す、給料のいい会社に転職する、資格を取る、休日に仕事の本を読むとか。
しかし、労働所得を増やしても自由人になれない。出世しても転職しても収入はあまり増えない。また、運よく出世して社長になったとしても精神的自由がない。日々プレッシャーを感じながら会社を経営することになる。
労働所得ではなく不労所得を増やしていくことが大切だ。自分が働かなくても入ってくる収入をコツコツ増やしていく。
不労所得と聞いてすぐ思い浮かぶのが金融投資だろう。株の配当金などだ。
しかし、金融投資は十分な元手がないとやる意味がない。
金融投資は年利3〜5%が安全に増やせるラインだと言われている。これ以上の年利を求めると逆に資産が減るリスクがある。
仮にあなたが今1,000万円を持っているとする。投資信託で1,000万円を年利5%で複利運用するとする。5年後は1,280万円、10年後には1,630万円になる。ただ、経済的自由にはほど遠い。
もちろん、40年、50年と運用すればまとまったお金になる。しかしその頃にはおじいちゃんになっている。身体的自由が失われている。
元手が少ない状態で金融投資を始めても資産はあまり増えない。不動産投資、駐車場経営、コインロッカー設置も同じ。
昔の私は毎月2万円を会社の財形貯蓄にあてていたが意味がなかった。自己投資に使えばよかった。
では資金が十分ない人はどうすればいいのか?
昔の私みたいな貯金30万円もないような人はどうすれば不労所得を作れるのか?
コンテンツ販売だ。
【補足】ネットビジネス
コンテンツ販売はネットビジネスの一種である。
ネットビジネスはいろいろある。
・コンテンツ販売
・アフィリエイト
・せどり(転売)
・ネットショップ
・Webデザイン
・Webサイト制作
・Webアプリ開発
・Webライター
・データ入力
・動画編集
・FX
・LINEスタンプ販売
・オンラインサロン
この中で不労所得になるのは「コンテンツ販売」と「アフィリエイト」だけ。他はすべて労働集約型だ。
例えば、せどりは人気の副業である。リサイクルショップで安く仕入れた商品をネット上で販売する。誰でもできる。しかし作業をやめたら、次の月から収益はゼロ。動画編集もネットショップなども同じである。
コンテンツ販売とは?
コンテンツ販売とは自分の知識や経験を商品として売るビジネスのことだ。
例を挙げる。
・男性向けの恋愛ブログを作る。「彼女の作り方」のノウハウをPDFにまとめて販売する。
・TOEICに関するYouTubeチャンネルを作る。「TOEICの学習法」のノウハウを動画にして販売する。
・ダイエットについて女性向けにXで発信する。「私が1ヶ月で7kg痩せた方法」のノウハウをPDFにまとめて売る。
世の中はいろんな悩みで溢れている。
「人見知りを改善したい」
「禁煙にいつも失敗する」
「別れた彼女と復縁したい」
「子どもの中学受験を成功させたい」
「脚痩せしたい」
など。
こうした悩みを解決できるノウハウを売るのがコンテンツ販売だ。
私がやっていることもコンテンツ販売である。「脱サラしたい」「副業で稼ぎたい」と思っている人に向けて情報を発信している。
コンテンツ販売の具体的なやり方は別の機会に伝える。
コンテンツ販売のメリット
コンテンツ販売はメリットがたくさんある。
自動化できる
最大のメリットは自動化できることだ。自動で商品を売ることができる。
例えば、Kindle本である。電子書籍を書いてKindleに公開する。印税収入が自動で入ってくる。
YouTubeは動画をアップロードしたらいろんな人が見てくれる。動画の概要欄に商品の案内ページのリンクを貼っておく。そうすれば自動で売れる。
自動化するためには一定期間、作業しないといけない。しかし一度自動化すれば収益がずっと発生し続ける。
費用がほとんどかからない
コンテンツ販売は費用がほとんどかからない。
コンテンツ販売をするために必要なものはパソコンとネット環境ぐらいだ。低スペックのPCでも十分。
ブログをやるにしても月1,000円ちょっと。SNSは無料で使える。
商品はPDFや動画なのでタダで作れる。原価0円だ。売上がほぼそのまま利益になる。
在庫リスクもない。商品はPDFや動画などのデジタルコンテンツだからだ。仮に商品が1個も売れなくても問題ない。
一般的に起業するためには1,000万円の費用が必要と言われている。そう考えるとコンテンツ販売はコスパが非常にいい。
大きく稼げる
コンテンツ販売は個人でも月100万円〜1,000万円を狙える。中には年間1億円を超えている人もいる。
アフィリエイトの場合、広告主が報酬を決める。「無料会員登録 1,000円」というように。
コンテンツ販売なら1万円、2万円というように価格を自分で設定できる。5万円、10万円というように高額に設定することも可能だ。
やりがいがある
やりがいがかなりある。
コンテンツ販売は自分の知識・経験を商品として提供することでお金をもらう。この世に1つしかない商品を作って売る。「自分にしかできない仕事をしている」という感覚がある。
私はコンテンツ販売を始めてから感謝のメールが頻繁に来るようになった。「まささん、いつも有益な情報ありがとうございます」「〇〇(教材名)で稼げました」とか。
会社時代は仕事にやりがいがなかった。入社1年目の頃はあったが、2年目以降からなくなった。自分でなくてもできる仕事ばかりだったからだ。お客さんやSEから「富士通さん」「営業さん」と呼ばれることもあった。「俺の名前は富士通じゃない」と思った。
コンテンツ販売はお金を稼げて感謝もされる。最高の仕事だと思う。
ストレスがない
コンテンツ販売をしていてストレスを感じたことがほとんどない。
まず、1人で取り組める。ブログを書くのも動画を撮るのも1人でできる。誰かに指示されることはない。会社だと上司や同僚と協力して仕事をしないといけない。
上司がいないのでのびのびと働ける。
商品を欲しい人は勝手に買ってくれる。電話で商品の内容を説明したりしなくていい。商品購入者へのサポート、フォローも自動化している。普段やっているのは、メルマガに返信してくれた人に返信したり、問い合わせに対して回答するぐらいだ。
価格以上のものを作っているので「返金して」と言われたこともない。
コンテンツ販売はノーストレスで不労所得を積み上げることができる。
どこでも作業できる
パソコンさえあればできる。ブログを書いたりツイートしたりPDFを作るのはパソコンだけでできる。
自宅、カフェ、旅行先、実家などいろんな場所で作業できる。家賃の安い田舎や東南アジアに引っ越すこともできる。特にタイはおすすめだ。月10万円で十分暮らせる。
スキルが身につく
コンテンツ販売をするとたくさんのスキルが身につく。
・ブログ(SEO、Webライティング、リサーチ力)
・ライティング(セールスライティング、コピーライティング、マイクロコピーライティング)
・ファン化
・SNS運用
・広告運用
・集客
・商品作成
・マーケティング
・心理学
・自動化
・リスト取り
会社で同じ仕事を繰り返していてもスキルは上がらない。事務処理を1,000回こなしてもスキルにはならない。
コンテンツ販売のスキルはオフラインでも使える。例えば田舎の飲食店はネットを活用していない。ホームページもSNSもやっていない。LINE@もメルマガも。チラシ、ポスターなどで集客するだけ。コンテンツ販売ができるようになればリアルの店舗にコンサルして稼ぐことも可能だ。
コンテンツ販売のデメリット
コンテンツ販売のデメリットについて。
コンテンツ販売は成果が出るまでに時間がかかる。始めて数週間で結果が出るものではない。
・集客
・教育
・販売
・フォロー
この仕組みを1人で作らないといけない。いきなりコンテンツ販売をやると挫折する。まずはコンテンツ販売の前にアフィリエイトをやることをおすすめする。
自由人になるのは難しくない
ここまで読んでこう思ったかもしれない。
「コンテンツ販売で稼げるのは才能がある人だけでは?」「頭いい人じゃないとできないのでは?」と。答えはNoだ。
才能はいらない。頭がよくない人でもできる(漢字読めないとかでなければ)。
「3万円のコンテンツを1日1個売る」。
これだけで月収90万円だ。月収90万円もあれば会社に頼らずに個人で生きていける。
1万円のコンテンツだと1日3個売ればいい。TipsやBrainを見てみてほしい。3万円のコンテンツはたくさん売られている。
2021年時点で日本のインターネット利用者数は約1億1,630万人らしい。その中から1日1人に商品を買ってもらえば月収90万円を達成できる。難しいことではない。
コンテンツ販売で自由人になった人はたくさんいる。中卒、高卒、元バンドマン、フリーター、郵便局員の人でも自由人になっている。
週5日会社で働けるだけの忍耐力があるなら、コンテンツ販売で稼げる素質はある。
とはいえ、稼げない人もいる。次に当てはまる人は稼げない。
・作業を継続できない人
・他責思考な人。失敗したときに責任を他人に押し付ける人。
・プライドが高い人
・我流にこだわる人
自由人になるデメリット
自由人はいいことばかりではない。私が感じたデメリットを伝える。
孤独
自由人は孤独だ。
自由人は誰と関わるか、関わらないかを自由に決められる。自発的に行動しないと友達を作れない。
私は脱サラすると会社の同期と会わなくなった。物理的に距離があるからだ。連絡を取ることもない。
サラリーマンは会社の人との関わりがある。朝あいさつをしたり、仕事中に他愛もない雑談をしたり、昼休憩に同期とランチを食べに行ったり。何気ないことだったが、今思えば貴重だった。
今の私は誰とも話さずに1日を終えることもある。孤独が好きなのだが、さすがに何日も人と話さないときつい。
なのでマッチングアプリをやったり、ジムに通って寂しさを解消している。寂しい男だ。
今後は
・他の情報発信者と関わる
・何かのコミュニティに所属する
・結婚する。子供を産む。
・月1回帰省する
などやっていきたいと思っている。
すべて自分で決めないといけない
自分ですべての物事を決める必要がある。
何時に起きるか、何の仕事をするか、誰と関わるか、どこに住むか、1日何時間作業するかとか。人によっては生活リズムが乱れたり、誰とも関わらない生活を送ってしまうはずだ。
日曜日が延々と続く感じである。
実際、暇すぎて鬱になったり、生活リズムが乱れたり、太ってしまう人がいる。
サラリーマンは始業時間がある。生活リズムが乱れることはない。仕事も上司から指示されたことをやればいい。関わる相手も決まっている(同僚や顧客)。サラリーマンはいい意味でも悪い意味でも思考停止して生きられる。
自分を律せない人は自由人にならないほうがいいだろう。「人に管理されたい」という人はサラリーマンのままのほうが幸せに生きられる。
自由人になるためのロードマップ
自由人になるためのロードマップを作った。
ステップ① 理想の人生をイメージする
ステップ② 不用品販売&ポイントサイト
ステップ③ アフィリエイト
ステップ④ コンテンツ販売
ステップ⑤ 資産運用
順番に実行していってほしい。
ステップ① 理想の人生をイメージする
コンテンツ販売は長期戦だ。成果が出るまでには時間がかかる。途中でモチベーションがなくなることがある。
モチベーションを維持するために理想の人生をイメージしよう。
具体的には「人生でやりたくないことリスト」と「人生でやりたいことリスト」を作る。
特に「やりたくないことリスト」は重要だ。現実味があるので強烈なモチベーションになる。あなたが今ストレスに感じていることを書き出してほしい。
私は成果が出ない時期が長かった。でも「絶対に会社を辞める」という強烈なモチベーションがあったので作業を継続できた。
私の場合はこんな感じだった。
【やりたくないことリスト】
・会社で働きたくない
・苦手な人と関わりたくない
・満員電車に乗りたくない
・スーツを着たくない
・朝、目覚ましで起きたくない
・同じ仕事ばかりしたくない
・残業したくない
・物を買うときに値段を気にしたくない
・飲み会に行きたくない
【やりたいことリスト】
・美女と結婚する
・世界中の美味しいものを食べて回る
・本音で話せる仲間をたくさん作る
・高級ワインを飲み比べる
・親を高級旅館に連れていく
・47都道府県まわる
・家政婦を雇い、家事から解放される
・タワマンに住む
・毎日やりたいことを思う存分する
・移動は常にタクシー
・子どもに最高の教育環境を与える
載せているのは一部だけ。他にもまだまだある。
自由人になれば「やりたくないことリスト」と「やりたいことリスト」の両方を達成できる。
やりたいことリストを考えるときは「年収1億円」を想定してほしい。コンテンツ販売はうまくいけば個人でも年収1〜3億円はいく。年収1億円は誰でもいけるわけではないが不可能なラインでもない。
リストを作る作業はめちゃ楽しい。書いててワクワクするはず。
ブログ、Notion、Evernoteなど何でもいいのでリストを書いてほしい。私はMacのメモ帳に書いた。「ピン止め」をしているのですぐ見れる状態になっている。
やる気が出ないときはリストを見よう。
ステップ② 不用品販売&ポイントサイト
家の中の不要品をメルカリ、ヤフオク、ブックオフなどで売ろう。
まず、お金を稼ぐ経験になる。不用品販売で得た5万円は会社の給料とは異なる。自分の力で稼いだお金だ。
また、家から余計なものが減る。ゲームやマンガが部屋にあったらついつい遊んでしまう。物が減れば作業に集中できる。
不用品販売は簡単だ。メルカリやヤフオクならスマホで出品できる。宅配買取なら箱に詰めて送るだけ。
・ゲーム機
・マンガ
・着なくなった服
・古いパソコン
・古いカバン
などどんどん捨てよう。
捨てるか取っておくか迷ったら捨てる。後から必要になったらまた買えばOK。
次に行うのはポイントサイトだ。ポイントサイトとは買い物、サービス利用、モニター、アンケート回答などでポイントを稼げるサイトのこと。
ポイントサイトでも自分で稼ぐ経験を得られる。
ポイントサイトは誰でも確実に稼げる。やらないのは損。
サイトはいろいろあるがハピタスがおすすめ。国内最大級。無料で利用できる。
稼ぎやすい案件は次の2つ。
・クレジットカード作成:数千円〜1万円の案件あり
・証券口座開設:1万円、2万円の高額案件あり
こうした案件をこなすだけでも10万円は稼げる。
稼げる人は行動が早い。不用品販売、ポイントサイトは今すぐできることなのでやってほしい。
稼げない人は行動しない。本書を読んだ後「勉強になったわー」と思って終わり。明日には内容を忘れている。
ステップ③ アフィリエイト
次にアフィリエイトをする。
アフィリエイトとはブログやSNSで商品を紹介し、ユーザーが商品を購入すると報酬を得られる、というものだ。
例えば、Xで彼女を作りたい男性向けに恋愛ノウハウを発信する。そしてマッチングアプリを紹介する。
ユーザーがマッチングアプリに会員登録をすると1,000円〜2,000円のアフィリエイト報酬が発生する。
コンテンツ販売は自分の商品を売る。アフィリエイトは企業の商品を紹介して報酬をもらう。これが違いだ。
アフィリエイトは集客さえできれば稼げる。自分で商品を作ったり、サポートをしなくていい。コンテンツ販売より難易度が低い。
いきなりコンテンツ販売をやると挫折する可能性が高い。まずはアフィリエイトから始めよう。
アフィリエイトを始める際は「プラットフォーム」と「ジャンル」を決める必要がある。
アフィリエイトはいろんなプラットフォームでできる。
・X
・ブログ
・インスタ
・TikTok
・YouTube
Xとブログがおすすめだ。
■Xのメリット
・無料
・スマホだけでできる
・スキマ時間にできる
・短い文章を書くだけでいい
・ゼロイチ突破までが早い。数週間で収益化できる。
■Xのデメリット
・労働集約的。ツイートをやめると報酬が発生しなくなる。
・ライバルが多い
・シャドウバン、凍結のリスクあり
Xは早く収益化できるので挫折しにくい。
次はブログについて。
■ブログのメリット
・検索エンジンからアクセスが自動で来る
・スキルが身につく(ライティング力など)
・検索ユーザーは購買意欲が高い。商品が売れやすい。
■ブログのデメリット
・収益化までに少なくとも3ヶ月以上かかる
・SEOを理解する必要がある
・企業メディアが多いジャンルだとアクセスを集めるのが難しい
ブログは一度記事を書けばGoogleの検索エンジンからアクセスが自動で集まる。収益が自動で発生する。
ステップ④ コンテンツ販売
コンテンツ販売の第一歩として販売プラットフォームを活用しよう。
販売プラットフォームとはKindle、note、Brain、Tips、Udemyなどだ。販売プラットフォームは自分の代わりに集客をやってくれる。
例えば、Kindleで電子書籍を出版したとする。自分は何もしなくても電子書籍が売れていく。これだけで不労所得になる。
まずは販売プラットフォームでコンテンツを売ってみよう。価格は100円でもいい。自分の商品を売る経験を積むことが大切だ。
次にプラットフォームに頼らずに商品を販売する。難易度は高いが大きく稼げる。最終的にはここを目指してほしい。いきなりは難しい。
流れは次の通り。
①ブログ、YouTubeなどで発信。見込み客を集める。
②メルマガに登録してもらう
③ステップメールで情報提供をする
④商品販売
自動化するためにメルマガスタンドというものを使う。メルマガスタンドはステップメールとクレジットカード決済機能がある。メルマガ読者に自動でメールを送ったり、自動で商品の決済をしてくれる。
コンテンツが1つでも自動で売れたら自由人への道が開ける。あとはコンテンツの質を上げたり、コンテンツを増やしたり、価格を上げたり、集客先を増やすなどすれば不労所得はどんどん積み上がっていく。
ステップ⑤ 資産運用
アフィリエイト、コンテンツ販売で得たお金は自己投資に回そう。教材や本を買ったり、経験などにお金を使う。それでもお金が余ったら資産運用をする。
おすすめはノーロードの投資信託(インデックスファンド)だ。 購入時手数料が発生しない。私は「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)」に投資している。
仮想通貨にも投資していてイーサリアムをガチホしている。
自由人になるための10の思考
自由人になるためには思考(マインド)が重要だ。
思考とは情報や知識、経験をもとに頭を働かせることである。思考がダメだと情報をいくら仕入れても稼げない。
実際、稼ぐための情報はネット上に無数に転がっている。「ブログ 稼ぎ方」でググればいくらでもノウハウが見つかる。でも多くの人は稼げない。思考が足りていないからだ。
学校ではみんな同じ授業を同じペースで受ける。それなのに生徒によって理解度に差が出る。思考力が生徒によって違うからだ。
正しい思考法を持っているといろんなジャンルで成果を出せるようになる。恋愛、コミュニケーション能力、ダイエットとか。実際ビジネスで結果を出せる人は女性にもモテる。
また、思考が行動を決める。「脱サラして自由人に絶対なる」と願ったらなれる。
「給料低いし上司も苦手。会社辞めたい。でも俺は独立してやっていけるだけの能力はない。」
こういう思考をしていたら一生サラリーマンのままだ。飲み会で上司の悪口を言ったり、給料の低さを嘆いて終わり。副業をしたり、脱サラに向けた行動を取らない。
これから自由人になるための思考を伝える。大切なので何度も繰り返し読んでほしい。
自由人の思考を自分の中にインストールする
自由人になりたいなら、自由人の思考をそのままインストールしよう。
自由人と同じ脳みそを持てば必然的に稼げるようになる。
私はブログで稼げなくて悩んでいたとき、とある有名ブロガーの思考をインストールすることに決めた。
こんな感じだ。
・彼のブログを全て読んだ。記事は1,000本以上あった。
・風呂や食事中は彼のYouTube動画を見た
・移動中はVoicyやYouTubeの音声を聴いた
・彼の教材は全て買った
・彼について徹底的に調べた。何時に起きて何時に寝るか?食事中何をしているか?どこで作業をするか?パソコンは何を使っているか?どのように情報収集しているか?どんなスマホアプリを使っているか?など。
このように徹底的にストーカーした。キモいぐらいに彼を調べ、思考をインストールした。彼と同じ脳みそになるように努力した。
その後マッチングアプリのブログを運営したら月20万円まですぐいった。トップブロガーが記事を書いているようなものなので必然的に伸びた。
その後、アダルトジャンルでブログを作った(出会い系、ライブチャット、アダルトグッズとか)。アダルトジャンルは一般ジャンルに比べてライバルがかなり弱い。無双できた。月50万円、100万円、200万円と収益が増えていった。
最初は思考をインストールすることに抵抗があった。
「他の人の思考をインストールするのってダサくない?なんか負けた気がする」
「自分なりのやり方で稼ぎたい」
と思った。
でも当時は追い込まれていた。実家暮らしで収入は月2,000円。30歳男。彼女なし。控えめに言って終わっている。
結局プライドを捨てて、その人を真似ることにした。これが大正解だった。
このように自由人の思考を丸ごとインストールするのが一番の近道だ。文章、音声、動画をシャワーのように浴びよう。
インストールする人は1人に絞る
思考をインストールするのは1人までにする。
5人も10人も師を抱えるのはよくない。「Aさんのいいところ、Bさんのいいところ、Cさんのいいところ…」と部分的に取り入れると失敗する。人それぞれ思考が異なるからだ。
また、私の元には「何から始めたらいいか分かりません」というメールがよく来る。よく聞いてみると、情報収集をしすぎていて「何から手を付ければいいか分からない」という状態になっていた。情報に溺れてしまっている。
師は1人に決めよう。そして徹底的に思考をインストールすることが大切だ。
昔の私はいろんな人のLINE@やメルマガに登録していたが、今はほとんど解除している。
LINE@は未読の山だったし、メルマガも読んだり読まなかったりした。
読んだとしても1回しか読まなかった。頭に残らなかった。繰り返し読むべきだった。
以前は「情報は集めれば集めるほどいい」と思っていたが間違っていた。情報が多いと逆に身につかない。
「情報は絞るべき。少数の良質な情報だけを繰り返しインストールする」という考えになってからうまくいくようになった。
英語学習も同じ。英単語の本を5冊、10冊と買うのではなく、1冊を徹底的にやり込むことが大切だ。(昔の私は参考書を買いまくっていた。結果的に1年浪人した。)
少なくとも半年間は師を信じて思考を取り入れてほしい。
半年経っても稼げないようなら他の師を探したほうがいいだろう。
我流は失敗する
自分なりのやり方でアフィリエイトやコンテンツ販売をすると失敗する。
昔の私はブログを我流でやっていた。ブログの稼ぎ方をネットでちょっと調べて、後は記事を量産していた。自分が書きたいことを書いたり、SEOキーワードを決めなかったり、サイト設計もしていなかった。
自動車保険のサイト、英語学習のサイトなどいろいろ作った。合計で300記事は書いたと思う。結局、Amazonアソシエイトで月2,000円程度しか稼げなかった。膨大な時間をムダにした。
昔の自分はプライドが高かった。東大院を出ていたり、TOEIC960をとっていたのが裏目に出たのだと思う。「俺流のやり方でやろう」と思っていた。
退職して実家に戻ったとき、プライドを捨て我流も捨てた。そしたらアクセスや収益が右肩上がりで増えた。
我流は失敗する。
やらないことを決める
「何をするか」よりも「何をしないか」のほうが重要だ。
多くの人はあれもこれもやってしまう。会社の仕事をしっかりこなし、飲み会に参加し、友達と遊びに行って、ゲームとかマンガなどの趣味も楽しむ。
残った時間で副業をする。これでは成果が出るまで何年もかかる。
「何をしないか」を決めよう。
・会社の飲み会を断る
・残業しない。周りの目は気にせず帰る
・友達と遊ばない
・趣味を一時的にやめる。副業を趣味にする。
・SNSをダラダラ眺めない。
・スマホゲームをアンインストールする
・家にいるときはスマホを押入れに入れる
このようにやらないことを決めれば時間が生まれる。
もちろん副業以外を全部捨てなくていい。ストレスがたまって作業がはかどらないだろう。たまには友達と飲んだりゲームをしてリフレッシュしてもいいと思う。ただ、最優先すべきは副業だ。
また、いろんなことに手を出すのもよくない。ブログ、YouTube、X、TikTokすべてに取り組んだりとか。どれも中途半端な結果になる。1つに絞ったほうがいい。
このように「やらないこと」を決めよう。
余計な情報を減らす
私たちの身の回りは情報で溢れている。
例えば、TikTokは面白い動画ばかりだ。アプリを開くと30分、1時間が一瞬で過ぎる。
テレビをつければ交通事故や芸能人の不倫のニュースが流れてくる。ついつい見てしまう。
自由人に早くなるためにはこうした不要な情報を断捨離することだ。
私の場合、こんな感じで情報を断捨離した。
・テレビはつけない(交通事故やエンタメのニュースは見る意味がない)
・ネットフリックスを解約
・メルマガは必要な人以外読まない。不要なメルマガは解除した。
・部屋の不要なものを断捨離した(ゲーム機、ぬいぐるみとか)
情報を減らした結果、早く成果が出るようになった。
成功者の思考やノウハウをインストールする時間が増えたからだ。余計な情報に時間を取られることがなくなった。
情報は減らすことが大切だ。
物も同じである。
例えば、物が溢れている部屋だと作業に集中できない。部屋にパソコンしかなかったら作業に集中できる。
着る服は固定する。「今日は何着よっかな」と悩まなくていいので思考を節約できる。
無料の情報だけで勉強しない
無料の情報だけで勉強するのは遠回りだ。
ネット上には情報は無料で転がっている。しかし、断片的な情報しかない。体系的にまとまっていない。適当な情報も多い。
高品質な情報を無料で出している人は少ない。無料の情報だけで自由人になることは不可能ではないが、時間がかかってしまう。遠回りだ。
有料の情報は質が高いし体系的だ。有料なので著者の本気度が違う。早く成果が出る。
私たちは時間の価値を軽視しがちだ。時間が無限にあるものだと思っている。
ネットサーフィンをだらだらして1時間経っても損した気にならないはずだ。自分の時給が1,500円だとすると1,500円失っているのと同じことなのに。
時間は貴重だ。時間=命である。教材や本を買って近道できるなら安いものだ。
私は教材や本にはどんどん投資してきた。そのほうがショートカットできるからだ。
無形資産に投資する
資産は2種類に分かれる。有形資産と無形資産である。
・有形資産:目に見える資産のこと。車、時計、カバン、ネックレス、土地、家など。
・無形資産:目に見えない資産のこと。思考、知識、経験、スキルなど。
有形資産はお金を生まない。車を持っていても収益は発生しない。
無形資産はお金を生む。アフィリエイトの知識を持っていたらアフィリエイトで稼げる。
無形資産は一生なくならない。他人の知識や思考を奪うことは誰にもできないからだ。
例えば、詐欺にあって全財産を失っても脳みそまでは失わない。稼げる思考を持っていればすぐ復活できる。
有形資産は簡単に失ってしまう。高級な時計を持っていても落としたり、家に強盗が入って取られたら終わりだ。
また、無形資産はどれだけ使ってもなくならない。車は時間とともに劣化するが、知識は劣化しない。
私は自由人になるために無形資産にひたすら投資をしてきた。
例えば、Amazonでよさげな本を見つけたら速攻でポチった。教材もたくさん買った。多い日だと1日で30万円分の教材を買ったこともある。昔の私はカフェで作業することが多かった。コーヒー代も惜しまず払った。
多くの人は有形資産に投資してしまう。給料で腕時計を買ったり、ブランド物の服を買ったり。
「無形資産に投資する→お金が増える→無形資産に投資する→さらにお金が増える」
このループが自由人になれる人の行動である。自由人になるなら有形資産よりも無形資産に投資するクセをつけよう。
目に見えるものより、目に見えないもののほうが大切だ。
インプットしたらアウトプットする
稼げる人はインプットだけでなくアウトプットまでやる。
例えば、英単語をぼーっと眺めてもなかなか覚えられない。実際に声に出すと覚えられる。
本も読みっぱなしだと明日には内容を忘れている。重要だと思った点をメモ帳に書くことで知識として定着する。
私はメルマガを発行しているが、重要だと思ったことはぜひ返信してほしい。メモ帳代わりに使っていい。返信が来ると嬉しい。
「重要。うまくいってる人のやり方を真似る」みたいな感じでいい。「お世話になります」「はじめまして」とかはなくてOK。
メルマガに何回も返信してくれる人は印象に残る。よく返信してくれる方には個別で返信している。
私のYouTubeのコメント欄もメモ帳代わりに使ってほしい。
時間をお金で買う
早く自由人になりたいならお金で時間を買おう。
作業時間を多く取れる人ほど早く成果が出る。
1日30分しか作業時間を取れない人、1日4時間の作業時間を取れる人。後者のほうが8倍早く成果が出る。
例えば、ドラム式洗濯機を買えば洗濯物を干したり取り込んだりする手間を省ける。
ロボット掃除機を買えば自分で掃除しなくてよくなる。
会社の近くに引っ越しすれば通勤時間が減る。
こうして浮いた時間で副業をしよう。
また、教材を買うと最小の時間で成果を出せる。ネットで情報を集めたり、自分で試行錯誤してノウハウをためると時間がかかる。成果を出している人の教材を買ったほうが早い。
カフェで作業するのも有効だ。カフェにはゲームやマンガといった娯楽がない。作業せざるを得ない。たった300円のコーヒー代を払うことで集中できる環境を手に入れられる。
時間をお金で買おう。
常識を一部捨てる
自由人になるためには常識を一部捨てる必要がある。
私たちは小さい頃からこんな常識を植え付けられる。
・汗水流して働くことは尊い
・働かざる者食うべからず
・仕事は辛くて当たり前
・金儲けは悪
・週5日働くのは当たり前。週5日学校に通うのは当たり前。
・石の上にも3年
・協調性が大切。和を乱さないように。
常識を刷り込んでくるのは教師、親、テレビ、会社などだ。
なぜこんな常識が存在するのか?
それは国にとって都合がいいからだ。
国を維持するためにはたくさんの労働者が必要である。サラリーマン、看護師、保育士、警察官など。
例えば「汗水流して働くことは尊い」という常識がある。
これは土木作業員、農家、漁師などの肉体労働者のためにある言葉だ。「汗水流して働くことは尊い」という常識があれば彼らは自分の仕事に誇りを持てる。
世の中にはトレーダーのように汗を流さずに稼げる仕事がある。「汗水流して働くよりも楽して稼いだほうがいい」という常識をみんなが持ったら肉体労働をする人がいなくなる。社会が成り立たない。
(肉体労働者の生き方を否定しているわけではない。幸せなのであればそれでいいと思う。)
常識に従って生きるとどうなるか?労働者階級になる。私がそうだったように。
安い給料で週5日働く。毎朝、満員電車。毎日同じ仕事をする。こんな日々を送ることになる。定年まで働き続ける人生になる。
皮肉だと思う。先生や親の言うことを素直に聞く人。いわゆる「いい子」が最も搾取されてしまう。
社会不適合者(常識に従わなかった人)はネットビジネスをしたりする。自由な人生を送れる。
もし常識から外れた行動をするとどうなるか?社会は必死で軌道修正しようとしてくる。
以前「働いたら負けかなと思ってる」とテレビで発言したニートがいた。ネット上での彼への批判はすごかった。批判することで「社会人は働くのが当たり前」という常識を社会は維持しようとする。
私は大学4年生のとき「大学院に行きたい」と言ったら父親にブチ切れられた。「大学院は逃げだ。就活しないなら家から出ていけ」と言われた。言葉通りに出ていった。1ヶ月ほど大学でホームレスをした。友達の車で寝泊まりさせてもらった。
自由人になるためには常識を捨てて、別の常識を持つ必要がある。
「汗水流して働くことは尊い」→「汗水流さずに楽して稼いでもいい」
「働かざる者食うべからず」→「働かなくていい。不労所得を作ればいい」
「協調性は大切」→「協調性は最低限でいい。飲み会は行かなくていい。ランチも1人で食べていい。」
「我慢は美徳」→「会社がイヤなら辞めていい。我慢して働き続ける必要はない」
常識に従い続けると自然と労働者階級になる。サラリーマンになる。
もちろん「赤信号になったら止まる」「高齢者には優しく接する」みたいな常識は捨てなくてOK。
自分が損する常識は捨てよう。
本書を読んでいる時点で上位1%
本書を読んでいる時点で上位1%の人間である。
ほとんどのサラリーマンは会社に不満を抱えている。給料が低い、上司がめんどくさい、やりがいがないとか。
それでも彼らは不満を解消するための行動を取らない。同期にグチを言ったり、憂さ晴らしに飲みに行くだけ。「脱サラ 方法」「副業 おすすめ」でググったりもしない。だから「アフィリエイト」や「コンテンツ販売」というワードにたどり着けない。
脱サラするためにちゃんと情報収集をする人もいる。しかし彼らは常識に囚われている。
例えば、「脱サラするならネットビジネスがおすすめ」とブログに書かれていても「ネットビジネスなんて怪しい」と思って読まない。「楽して稼ぐ事は悪だ」「汗水流して働くことが大切だ」という常識に縛られている。
あなたは今の生活を変えようと行動を起こしている。さらに「怪しい」と思わずにフラットな目で物事を見れている。常識にとらわれていない。他のサラリーマンとは違う。自信を持ってほしい。
後は正しい思考・ノウハウを身につけ、正しい方向性で作業を継続すれば自由人になれる。
最後に
ここまでご覧いただきありがとうございました。
ぜひ本書の感想を送ってください。「〇〇が参考になった」「〇〇についてもっと知りたい」など1行でもいいので書いてくれると嬉しいです。
著者
1989年広島県出身。東京大学大学院卒。大手ITベンダーで営業職を4年。定年まで働くのがイヤになり退職。専業アフィリエイターに。収益は月7桁。アフィリエイトのメルマガの読者数は約2,100人。人見知りでコミュ障。自動化が得意。放置で稼げる仕組みを日々作っている。「個人で稼げる人を増やす」「仕事で疲弊しているサラリーマンを1人でも救う」を信念に情報発信をしている。