本記事は昔書いたものです(2019年頃)。
このような疑問に答えます。
記事の信頼性
- 大手ITベンダーを入社5年目で退社
こんにちは、〇〇営業のまさです。
新人営業の方へ。今の仕事は楽しいですか?
入社して半年も経つと仕事に慣れてきた頃ではないでしょうか。
同時にウキウキした気持ちが遠ざかり「仕事面白くない」と感じ始める頃です。
「1日の仕事を終えた時に、楽しかったことが何も思い浮かばない。このままでいいのか?」
「仕事の中身が今後も変わりそうにない。今の会社で仕事を続けていいのか?」
こんな悩みを抱えている方向けに、5年目営業の私がメッセージを送ります。
今、仕事が楽しくないと感じている新人営業の方は必見です。
仕事が楽しくないと感じる新人に伝えたいこと【状況は変わらない】
「楽しくない」と感じるのは健全。入社3年目から何も感じなくなる。
「仕事楽しくない」と感じることが悪いことだと思っていませんか?
いえ、これは心が健全な証拠です。
心が悲鳴を上げているからです。
学生時代は好きな遊びや勉強ができていたのに、社会人になると好きでもない仕事でもやらないといけません。
心が反発するのは当然です。
しかし、毎日楽しくない仕事をしていると、それが当たり前になってきます。
心が何も感じなくなるのです。
「仕事楽しくない」と言葉にする回数も減っていきます。
結果的に、今の仕事をダラダラと続けてしまいます。
また、満員電車も同じと言えます。
例えば、東京に来て初めて満員電車に乗るとびっくりするでしょう。
「これに毎日乗るなんて嘘だろ。絶対無理だ。」って思います。
しかし、毎日満員電車に乗っているとだんだん当たり前になってきます。
ついには何も感じなくなります。
まず、心の悲鳴をはっきり認識しましょう。
私の場合、入社3年目の頃には何も感じなくなりました。
まるでロボットのように会社に来て仕事して帰宅する日々を送っています。
仕事できるようになっても楽しくはならない
「今仕事が楽しくないのは、地味な下積みをやっているからでは?仕事がもっとできるようになれば、楽しくなるんじゃないか?」
こう考える新人もいるかもしれません。
しかし、仕事ができるようになっても楽しくはなりません。
例えば、新人の頃は先輩に助けてもらう機会が多いでしょう。
先輩と一緒にお客様との打合せに参加したり、先輩に事務処理を教わったりなどです。
経験数を重ねる内に1人で打ち合わせを仕切ったり、お客様へ提案を持っていくことができるようになります。
最初は「自分成長したな」と感動できます。やりがいを感じるのは事実です。
しかし、すぐに当たり前の事になってしまいます。
給料アップは期待できない
「今の仕事があまり楽しいとは思わない。新人だから給料も低い。でも、これから給料が上がっていくなら耐えれるかも。よし、仕事で成果出していこう!」
このように、仕事でやりがいを得ることをやめて、今後の給料アップに期待する新人もいるかもしれません。
しかし、若手の内は驚くほど給料が上がりません。
基本給は新人の頃と5年目でほぼ変わりません。
むしろ残業をしている新人のほうが給料が高いです。
例えば、私の会社(平均年収800万円)だとこんな感じです。
・残業50時間の新人の手取り:28万円
・残業10時間の5年目の手取り:21万円
若手の内は昇給が雀の涙です。
生きぬよう死なぬよう会社に飼われているようです。
入社して5年程度では生活水準が変わらないことは確かです。
周りに楽しそうに仕事している人はいますか?
周りの人を見渡してみてください。
例えば、5年目の先輩が同じ部署にいるとします。
楽しそうに仕事していますか?
多くの場合、逆ではないでしょうか。
夜遅くまで残業して疲れている人。お客様からのクレームでイライラしている人。感情を失って淡々と仕事してる人。
それがあなたの5年後の姿です。
周りに楽しそうに仕事してる先輩がいないなら、今の会社で働き続けることを考え直しましょう。
無理に仕事を楽しいと思わなくていい。つまらないものはつまらない。
仕事が楽しくないからといって、無理に楽しもうとしなくていいです。
「仕事がつまらないのは心構えが間違っているから。仕事が楽しくなるように工夫すればいい」と言う人がいるかもしれません。
しかし、つまらないものはつまらないです。
例えば、美味しいご飯を食べれば、美味しいと感じます。
まずいものを食べればまずいと感じます。
楽しくない仕事をしても、楽しくないと感じるのは当たり前です。
無理やり「仕事楽しい!」と思い込んでも続きません。
私は何度か、仕事が楽しいものだと思い込もうとしたことがあります。
背筋を伸ばして、お客様からの電話にハキハキ対応して、どんなお客様にも元気よく接しようとしたことがあります。
1日程度は持ちます。
しかし、お客様から面倒な要求をされたり、単調な事務処理が続いたり、仕事に追われて残業が増えるとだんだん元の状態に戻っていくのです。
心に反した行動を取っても長続きはしません。
出世したら仕事が楽しくなるか?
「出世してリーダーや管理職になると仕事が楽しくなるのでは?」
こう考える新人もいるかもしれません。
私は平社員で管理職でないので管理職の景色は見えません。
しかし、傍から見ていて営業の管理職は楽しそうに見えません。
・数字に責任を持つ。上の役職から詰められる。
・部下のミスについて客から責められる
・部下とのコミュニケーションに悩む
こんな管理職ばっかりです。
管理職になれば多少給料は上がるかもしれませんが、責任に対して割に合わないことは確かです。
圧倒的なスピードで仕事を片付けて定時帰宅しよう
仕事が楽しくなくても、会社を辞めてしまったら生きていけません。
まず検討すべきは、「仕事楽しくないと感じている時間の最小化」です。
仕事が楽しくないのは変えようがありません。
そのため、仕事にかける時間を極力減らしましょう。
副業か転職活動をすべき
定時帰宅できるようになったら、毎日時間を作れます。
その時間を使って、副業か転職活動をするべきです。
副業にはブログやアフィリエイト、せどり、FXなどがあります。
副業で別の収入源を持てれば会社を辞めることも可能です。
また、転職もありです。
例えば、英語のスキルを上げて、成果主義の外資系企業に転職するのもいいでしょう。
楽しくない仕事をして人生が終わってしまうのはよくありません。
まとめ
今回、仕事を楽しいと感じていない新人営業に向けてメッセージを書きました。